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精神療法が有効な場合のED治療

結婚後に性交を試みても、十分な性欲・勃起・射精が得られないために満足な性交ができない状態を「新婚ED」という。治療は、精神療法や行動療法に薬剤療法(ED治療薬、漢方薬、情動調整薬など)を組み合わせて行われる。精神療法ではストレスや本人の性格、生育暦などの個人背景を踏まえて行われる。行動療法では、性行為、特にパートナーとの肌のふれあいを楽しむことを主体として不安などを取り除くようにしていく。


パートナーへの対応としては、主人に気を遣い過ぎたり自身を責めたりすると主人の不安やプレッシャーの増幅につながる可能性があるので、さりげない対応を心がけるようにすべきだ。ED治療は、パートナーの理解と協力が欠かせない。例えば、二人でゆとりの時間を作ったり、服を着たまま抱擁するところから始めて、慣れてきたら性器以外のマッサージをするなど、少しずつスキンシップをとるようにしてみるのもよい。いずれにしても、原因の特定を行って適切な治療を開始するために、専門医の診察を受けることもよい。


勃起やその維持は十分なのに、射精できないケースがある。これは、ED(勃起障害)ではなく、射精障害の可能性が考えられる。射精障害とは、射精がうまくいかない状態をいい、「膣内射精障害」「早漏・遅漏」「逆行性射精」「射精不全」の4つに分類される。原因は、心理的(誤ったマスターベーションの習慣、性行為に対する無意識の恐怖・罪悪感)・身体的(糖尿病、中枢神経・末梢神経障害、内分泌障害、薬物)要因が挙げられる。


「膣内射精障害」「早漏・遅漏」では、マスターベーションでの射精ができるが、「逆行性射精」「射精不全」では射精自体ができない。膣内射精ができないだけで、マスターベーションでは射精はできるという状態の場合、結婚という心理的な要素が関係している場合と、マスターベーションの仕方が原因である場合が考えられる。原因を特定し、マスターベーションの方法変更や服薬などの治療行うことで、改善する可能性がある。

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