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ED治療薬と心理療法

勃起はできても射精ができない状態を「射精障害」といい、その中でもマスターベーションでは射精できてもパートナーの前では射精できない状態を「膣内射精障害」という。原因としては、陰茎を布団や床に押さえつけたり、陰茎を強く握ったり早く手を動かすといった誤ったマスターベーションの習慣が、膣に挿入した時の感覚と異なっていることが考えられる。こうした場合、薬による治療も可能だ。


薬の適応については、挿入することができるのなら、ED治療薬を服用することにより勃起が持続し、正常な性交が行える可能性がある。
また射精障害の治療は、マスターベーションの方法を変更することで、膣内の少ない刺激でも射精できるように訓練する。具体的には、陰茎をやさしく握りゆっくり手を上下に動かす方法などがある。いずれにしても一度泌尿器科専門医に相談するのがよい。


朝勃ちがあり、マスターベーションが可能なのに、セックスで勃起しないケースがある。こうした場合には、緊張・不安・ストレスなどが原因の心因性EDが考えられる。心因性EDの人にはセックスに対する焦りや予期不安がプレッシャーになって、かえって勃起を難しくしているケースが多いようだ。こうした焦りや強迫観念を解放する心理療法を行う場合もある。


勃起を取り戻すために勃起を禁じ、初めから「勃起させない、挿入しない」という約束のもとで性行為を始め、勃起しても挿入しない行為を繰り返し、不安が消えれば通常の性行為を試みるという方法だ。ただし、この治療にはパートナーの理解と協力が欠かせない。ED治療薬を服用中の場合、高カロリーの食事(特に脂肪分の多い食事)と一緒に服用したりしていないか、など、正しく服用できているか再度確認してみるのがよい。また、心療内科で他の薬を処方している場合はED治療薬との併用について主治医に相談すべきだ。

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